SonarSound Extra @ sonarsound GTI tokyo 2004
2004
SonarSound Extra @ sonarsound GTI tokyo 2004
2004
恵比寿ガーデンプレイス10周年記念イベント
2004年10月9 - 11日
会場:恵比寿ガーデンプレイス・センター広場
キュレーター:四方幸子
バルセロナを拠点に2003年から開催されるエレクトロニック・ミュージック&マルチメディア・アートの祭典<ソナー>の日本で初めての衛星イベント「sonarsoundtokyo」が、恵比寿ガーデンプレイス10周年記念イベントとして10月9日-10日に開催された。「SonarSound Extra」は、恵比寿ガーデンプレイス・センター広場(無料ゾーン)において、より広範囲の人々に最先端のメディアアート、ライブ、上映を楽しんでもらうためのプロジェクトとして3日間に渡って展開された。
*10/10にはJ-WAVE「SAPPORO★Beer TOKYO HHOT 100」の公開放送も行われた。
アーティスト:生意気、ジェフ・ミルズ、GPSプロジェクト、エキソニモ、クワクボリョウタ、TUCKER 、THE SINE WAVE ORCHESTRA、山川冬樹、ニナ・フィッシャー&マロアン・エル・ザニ
***
生意気(ニュージーランド、英国)[空間構成]:東京の文化シーンを牽引する”生意気”流に、センター広場を人々が自由にくつろげるアート空間へと変貌させる。
ジェフ・ミルズ(米国) [インスタレーション]:名作「2001年宇宙の旅」に出てくる謎の石柱「モノリス」をテーマnにしたインスタレーション “MONO”を披露。
GPSプロジェクト(日本)[メディアアート]:GPSを使った屋外での3つの参加型メディアアート・プロジェクト。眼の前の風景に、見えない世界がオーバーラップしはじめる。
#1 大津朝子、滝川奈美、渡邉雄大「し<かくかく>う」(2004)
#2 鹿島田知也「Limited Signs」(2004)
#3 中村大輔「cube trail」(2004)
協力:多摩美術大学メディア芸術研究室
エキソニモ(日本)[メディアアート]: ネットアートの第一線で活躍するエキソニモが生み出したインスタレーション作品「~TANK」。機知にあふれた新しい創造のあり方を体験。
クワクボリョウタ(日本)[メディアアート]:「HeavenSeed」とは、投げたり回転させたりすると、その動きに応じてさまざまな音がなるというビニール型のボールのこと。これまでにないユニークなインタラクションを体感!
TUCKER(日本)[ライブ]:パンク/ヒップホップ的初期衝動とジャズの即興性に、ドラムキットやターンテーブル等までも駆使するライブ・パフォーマンスを繰り広げる。
THE SINE WAVE ORCHESTRA*(日本)[サウンド・パフォーマンス]:音の最も基本的な要素といわれるサイン波を一人が1つのみ用いて、一度に演奏を行うプロジェクトを展開。今回の「The Garden of THE SINE WAVE ORCHESTRA」では、植物から直接音を発する「花スピーカーアンプ」を用い、植物の発する無指向性のサイン波と、演奏者のサイン波による音の空間を創出する。演奏者は事前に配布されるスコアを解釈することが求められた。
*古舘健、石田大佑、城一裕、野口瑞希により構成。
山川冬樹(日本)[ホーメイ・ライブ]:肉声を電子音のように自在にあやつり、ホーメイ(ロシア連邦トゥバ共和国に伝わる喉声)独特の倍音の高音部と声帯の力で会場を美しい音響で包み込む。
ニナ・フィッシャー&マロアン・エル・ザニ(ドイツ)[ドキュメンタリー・フィルム]:’00年以降のn音楽シーンを代表する女性シンガー・アーティスト中島美嘉をはじめ、今年(2004)9月にデビューした新人Millyah.(現 加藤ミリヤ)他、計5人のシンガーの卵を追ったドキュメンタリー映画『Tokyo Star』をプレミア上映。
10th Anniversary of Yebisu Garden Place
October 9 - 11, 2004
*The first satellite event of “SONAR” Barcelona in Japan
Venue: Center Plaza, Yetis Garden Place (Ebisu, Tokyo)
Curator: Yukiko Shikata
Namaiki, Jeff Mills, GPS Project, exonemo, Ryota Kuwakubo, TUCKER, THE SINE WAVE ORCHESTRA, Fuyuki Yamakawa, Nina Fisher & Maroan El Sani