オープン ・ウォーター
2018-
Open Water
2018-
水は様々な形をとり、世界に偏在し循環しています。私たちの身体内や環境においても相互流通しています。水は生命の源であり、水に触れることは私たちの心を豊かにします。「オープン・ウォーター」は、そのような「水」のもつ可能性を文化、社会、都市、環境などを超えて多面的にリサーチし可視化していくアート・プロジェクトです。2000年以降、デジタル/アナログを超えた「情報の流れ」に注目、2011年の東日本大震災以降、水に関わる複数の展覧会やプロジェクトを展開し、2018年春に「オープン・ウォーター 〜水 ( * ) 開く」として、東京の水に取り組み始めました。かつて「水都」と呼ばれたこの地をアートの創造力によって活性化する試みとともに、人為的な境界(物理的・社会・政治的)を超え、おのずと流れる「コモンズ」としての水から世界や環境とつながっていきます。
*タイトルの( )内に助詞を入れると複数の意味が生まれます。「水 を 開く」「水 に 開く」「水 は 開く」「水 へ 開く」「水と 開く」「水 で 開く」「水 が 開く」
オープン・ウォーター実行委員会:
四方幸子(ディレクター)
山本敦子(プロデューサー)
齋藤彰英(リサーチャー)
アベキヒロカズ(デザイナー)
監修:陣内秀信(法政大学特任教授・法政大学江戸東京研究センター初代センター長)
Open Water Committee:
Yukiko Shikata (Director)
Atsuko Yamamoto (Producer)
Akihide Saito (Researcher)
Hirokkazu Abeki (Designer)
Advisor: Hidenobu Jinnai (Specially-assigned Professor, Hosei University / Founder of EToS, Hosei University)
2020/5/1
Art project “Open Water”, originally scheduled for this summer, was postponed to 2021 due due to corona expansion.
2020/4/21
Published “Open Water Committe 20191 Report” (Funding Support by Kasen Zaidan (River Foundation)). It includes tours and lectures on geological, historical, cultural and disaster prevention aspect of water in Tokyo, artists research, “Open Water Picnic” porto-types, and the chronology of Edo-Tokyo on Water (Japanese).