東京ドイツ文化センタ—1F会場風景
Possible Water(2012)
Photo: 新津保建秀

1F Lobby, Goethe Institut Tokyo
Photo: Kenshu Shintsubo

ひらのりょう《ホリデイ》(2010)
Photo: 新津保建秀

Ryo Hirano "HOLIDAY" (2010)
Photo: Kenshu Shintsubo

BCL( 福原志保+ゲオルク・トレメル ) 《シナジェティック・ウォーター》(2012)
Photo: 新津保建秀

BCL (Shiho Fukuhara + Georg Tremmel) "Synergetic Water" (2012)
Photo: Kenshu Shintsubo

ロルフ・ユリウス《swimming》(1999)
Photo: 新津保建秀

Rolf Julius "swimming" (1999)
Photo: Kenshu Shintsubo

新津保建秀《fluid #6 / water》(2012)
Photo: 新津保建秀

Kenshu Shintsubo "fluid #6 / water" (2012)
Photo: Kenshu Shintsubo

ロルフ・ユリウス《drawing (water)》(2010)
Photo: 新津保建秀

Rolf Julius "drawing (water)" (2010)
Photo: Kenshu Shintsubo

アグネス・マイヤー = ブランディス 《クラウド・コア・スキャナー (CCS)》(2010)
Photo: 新津保建秀

Agnes Meyer-Brandis "Volken-kern Scanner (CCS)" (2010)
Photo: Kenshu Shintsubo

ミヒャエル・ザウプ 《Shima(島)》(2012)
(c) ミヒャエル・ザウプ

Michael Saup "Shima" (2012)
(c) Michael Saup

ミヒャエル・ザウプ 《Shima(島)》(2012)
(c) ミヒャエル・ザウプ

Michael Saup "Shima" (2012)
(c) Michael Saup

Possible Water|<コモンズ>としての未来

2012

Possible Water

2012

展覧会+ラウンドトーク「Possible Water|<コモンズ>としての未来」

2012年7月7日-21日
東京ドイツ文化会館 1F・2Fホワイエ

⭐︎7月7日:辻信一&出展アーティストによるラウンドトークと「水の星まつり」
⭐︎7月13日、7月21日 :上映会:アグネス・マイヤー = ブランディス、萩原朔美、ミヒャエル・ザウプ

主 催:東京ドイツ文化センター
キュレーター:四方幸子

出展アーティスト:アグネス・マイヤー = ブランディス 、エッケラント・ゲッツェ、新津保建秀、BCL( 福原志保+ゲオルク・トレメル )、ひらのりょう、ミヒャエル・ザウプ、ロルフ・ユリウス、萩原朔美*
*上映のみ


[ドイツ文化センターのメッセージ]
ヒトは太古より、自然と闘いながら生きてきた。やがて天の星を仰ぎ、時間と地上で繰り返される季節の法則を理解し、安定した日々と手に入れた。知識は生きるための武器となり、争いを沈め、共生を可能にした。人類は原子力エネルギーを手にし、その有用性と安全をとなえた。そして昨年、その呪縛から目覚めるための警笛は鳴り響いた。日本のみならず、全世界に、鋭一貫性と表現の手段を持つ日独のアーティストの作品に触れ、彼らと共に水の星地球と私たちの幸せについて考えたい。

[キュレーター・メッセージ]
地球は水を得ることで生命を育んだ稀に見る惑星です。水はさまざまな形態をとり、大気中、地上や地中、動植物などあらゆる存在を満たしています。自然の浄化作用の恩恵を受けてきた水ですが、とりわけ20 世紀以降、科学技術の発達とともに環境汚染が進行し、現在世界では安全な水を充分に得ることができない地域が数多く存在します。水はそもそも誰のものでもなく、地球に存在する全てのものの「コモンズ(共有物)」であるはずです。人間中心的な世界観から離れ、世界を満たし流動する共有的なリソースとして水を再発見していくことが、今まさに私たちに求められているのではないでしょうか。この展覧会+ラウンドトークでは、本来そなわりながらも生かされていない水のもつ可能性—ポッシブル・ウォーター—を科学技術や環境、社会、文化との接点において探索し、批評的かつポエティックな地平へと転換する多彩なアーティストを紹介いたします。

*いずれもPossible Water チラシより

Exhibition+Round Talk “Possible Water”

July 7 - 21, 2012
Goethe Institut Tokyo

July 7: Round Talk with Shinichi Tsuji and artists and “Mizu-no-Hoshi (Water Planet) Festival
Screening: Agnes Meyer-Brandis, Sakumi Hagirawa, Michal Saup,

Organizer: Goethe Institut Tokyo
Curator: Yukiko Shikata

Artists: BCL (Shiho Fukuhara + Georg Tremmel), Ekkeland Götze, Sakumi Hagiwara*,
Ryo Hirano, Rolf Julius, Agnes Meyer-Brandis, Michael Saup, Kenshu Shintsubo
*screening only

[Message from organizer] *German
Die Erde ist ein Wasserstern und bietet damit die wichtigste Grundlage für Leben. Die Menschheit hat durch den technischen Fortschritt den natürlichen Zyklus aus dem Gleichgewicht gebracht. Wasser als ursprüngliches Element wiederzuerkennen und die Möglichkeiten dieser lebenswichtigen Ressource aufzusprüren sind zentrale Aspekte der teilnehmenden Künstler.

▶ Possible Waterチラシ ▶ Possible Water Flyer
© 2020 yukiko shikata All Rights Reserved